八ヶ岳の要所、夏沢峠の取り付きに宿を構え、八ヶ岳の開山とともに歩んだ135年。
日本最高所の2150mに野天の湯船を組み、後に内湯も開湯しました。

本沢温泉創業の歴史
八ヶ岳、湯元 本沢温泉

  • 八ヶ岳を挟んで、佐久地方の小海・野辺山と諏訪地方の諏訪・茅野を結ぶ、夏沢峠を往来する人々の安全や利便の為に、明治15年、湯川のほとりに宿を構えました。湯治にも利用され、お陰様で創業百三十有余年となりました。
  • 写真:「茅野山岳会 八ヶ岳山行」本沢温泉玄関前 昭和32年1月2日
  • 「夏沢峠」

  • 小海町本沢入口の"原田源吉翁と「夏沢峠」開通の苦難の歴史"記念碑より抜粋
  • 原田源吉翁は、夏沢峠の開通に志し、安政四年、諏訪・佐久の道路を造りたるに、明治元年の大洪水に際し、その起因になったと訴えられ、半月ほど蟄居を命ぜられ、その後放免となった。
  • 不撓不屈の労斗は、諏訪・佐久両郡の諒解を得て、諏訪六ケ村から三百人、佐久側から三百人の人夫を集め、明治七年、夏沢峠の開通を遂げたのである。
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「地元小海町のご支援を頂き、おかげさまで本沢入り口に創業130周年の記念碑を無事建立する事ができました。」